CAST & STAFF
─── 出 演 ───
元地元企業の副社長、高校時代はギター少年だった 園田修 役
桂 扇生
かつらせんしょう
1956年、福岡県生まれ。東京都立大泉高等学校卒業後、74年、三笑亭夢楽に入門。前座名「三笑亭小夢」。80年に二つ目昇進。84年、桂文生門下に移籍し「桂きん治」と改名。95年3月に真打に昇進し、「桂扇生」と改名。出囃子は「藤娘」。多数の独演会をこなすかたわら、2005年のアンデルセン生誕百年記念事業で「大クラウス小クラウス」「はだかの王さま」を国内各所およびデンマークで演じたのが始まりで「アンデルセン落語」というジャンルを確立。これまでに10の童話を落語に改作。ミュージカル「新説・竹取物語」や「白雪姫」、オペラ「天国と地獄」にも挑戦。
元編集者、高校時代は文学少年だった 吉元実 役
立川談幸
たてかわだんこう
1954年、東京都新宿区生まれ。78年、明治大学卒業と同時に七代目立川談志に入門。前座名「立川談吉」を名乗り唯一の内弟子となる。82年、二つ目に昇進し、「立川談幸」に改名。83年、談志一門が落語協会を脱退し、落語立川流の所属となる。87年5月に家元・立川談志の認証により真打に昇進。2014年12月、落語立川流を脱退し、15年1月から落語芸術協会に所属。古典落語の持ちネタは200以上に上る。13年NHKBSプレミアムドラマ「人生、成り行き」に出演。著書に『談志狂時代』『談志狂時代Ⅱ』『談志の忘れもの』(いずれも、うなぎ書房刊)『川柳立川流宗匠レース<天のご指名入ります>』(創芸社刊)がある。
元文部官僚、高校時代は映画少年だった 宮脇憲一 役
初音家左橋
はつねやさきょう
1956年、川崎市生まれ。79年、十代目金原亭馬生に入門。前座名「金原亭小駒」。82年、馬生没後、伯楽門下へ。83年、二つ目昇進。95年3月に真打に昇進し、「初音家左橋」と改名。定例落語会として全国30ヶ所の開催を目指している、町内会館やお寺で行う「左橋地域落語会」は、全国7ヶ所とますます広がりを見せている。落語だけでなく、獅子舞・日本舞踊などの特技もある。NHK朝の連続テレビ小説「チョッちゃん」やNHK金曜時代劇「御宿かわせみ」など、多数のドラマにも出演している。芸術祭優秀賞を始め数々の賞を受賞するなど高い評価を受けており、次代を担う実力派真打の一人である。
ヴォルテールのママ、元女子高演劇部部長 緒方洋子 役
難波真奈美
なんばまなみ
1960年、東京都生まれ。ニナガワ・スタジオ出身。「昭和歌謡大全集」(97、セゾン劇場)、「血の婚礼」(99、ベニサン・ピット)、「グリークス」(00、シアターコクーン)、「身毒丸」(02、さいたま芸術劇場他)、「メディア」(05、シアターコクーン)、「エレンディラ」(07、さいたま芸術劇場他)、「ガラスの仮面」(08、さいたま芸術劇場他)、「雨の夏、三十人のジュリエットが還ってきた」(09、シアターコクーン)などの蜷川幸雄演出作品を中心に数多くの舞台に出演。特技は津軽三味線。
ヴォルテールの常連、謎の酩酊女 役
青木寿江
あおきひさえ
淑徳大学在学中、当時西荻窪にあった俳優養成所に入所の折、演出の酒井晴人と出会う。芸能事務所や小劇団での活動後、結婚を機に一時引退。18年前、在住地港区の助成金を受け活動している『麻布演劇市』加盟劇団へ入団し5年の活動後、自ら劇団“麻布温泉劇場”を旗揚げし公演を行う。また千代田区平和使節団が長崎を訪問した際の語り部の話を舞台化した「試される夏」に出演。他に狂言を学び、鎌倉の銭洗弁天の奉納狂言などを行う。趣味は中国語学習。
洋子の娘、劇団女優 緒方茜 役
ぎぃ子
ぎぃこ
1991年、兵庫県尼崎市生まれ。京都造形芸術大学映画学科卒業。CRG所属。主な作品は、【舞台】「ゴールデン街★青春酔歌」(作・高橋郁子、演出・酒井晴人)、「海の夫人」(作・ヘンリック・イプセン、演出・広田淳一)、「許して欲しいの」(作/演出・上野友之)、「モータプール」「コノハナ・アドベンチャー2」「幕末スープレックス」(作/演出・益山貴司)【映画】「ピンクとグレー」「世田谷ラブストーリー」(監督・行定勲)、「だれかの木琴」(監督・東陽一)、「エミアビのはじまりとはじまり」(監督・渡辺謙一)、「カミハテ商店」(監督・山本起也)【ドラマ】「ワカコ酒 season2」、「ナポレオンの村」、「平成猿蟹合戦図」【CM】ルミネ10%OFFキャンペーン【PV】T.M.R風 黒ガムテ巻き方講座
青年 茜の友人 役
木村和幹
きむらかずき
1991年、群馬県生まれ。京都造形芸術大学芸術学部卒業。中学生の頃から俳優の道を志し、大学卒業後に上京。特技は子ども時代から続けているピアノと高校の吹奏楽部で出会ったクラリネット。学芸員の資格も持つ。これまでの主な出演作品は、舞台「おれおれVSふりふり、リンドール」(脚本演出・川津祐介)、映画「ランナウェイゲーム逃走遊戯」(監督・雨宮実)「霊鬼」(監督・岡本英郎)他。
─── スタッフ───
原案 寺脇 研 てらわきけん
1952年、福岡市生まれ。元文部科学省官僚、現在は京都造形芸術大学芸術学部教授、他様々な教育機関で活動。在省時から、映画、落語、漫画など多様な分野の評論家としても活躍。
近年はプロデューサーとして映画「戦争と一人の女」、「But only love」(監督・脚本・主演、佐野和宏)、舞台「グレイッシュとモモ〜京都公演」、「ゴールデン街★青春酔歌」(2015年)などの制作も行う。著者多数。
脚本 高橋郁子 たかはしいくこ
脚本家。人間の内面を繊細に見つめる描写に定評があり、その対象は人間のみならず、妖怪・魍魎鬼神にまで及ぶ。アニメーション、ドラマ、朗読劇、能舞台など活躍の場も幅広く、映画「アシュラ」(12、監督・さいとうけいいち)、TV「墓場鬼太郎」「図書館戦争」「青の祓魔師」、舞台「朗読能葵上」ほか話題作多数。2014年に自身の朗読劇ユニットidenshi195(いでんしイチキュウゴ)を旗揚げ。独自の表現舞台を追求している。
演出 サカイハルト
激弾BKYU主宰、脚本、演出家、役者。生の舞台ならではの、観客との一体感をはかる舞台作り、人間の奥深い感情にスポットを当てたドラマ性に定評がある。劇団の多数のオリジナル作品のほか、大胆な脚色で高い評価を得た「地雷を踏んだらサヨウナラ」「グレイッシュとモモ」「カラフル」など、独自の世界観に多くのファンを持つ。役者としては、山田太一作品他、ドラマ・映画での出演も多数。主宰劇団は、2015年に30周年を迎えた。
◆舞台美術:桑原誠司◆舞台監督:矢島健/村岡晋◆照明:日高勝彦/照明操作:古谷亮◆音響:井出比呂之/音響操作:坂本柚季◆衣装:竹内陽子
◆演出補佐:金子慎吾(演劇ユニット7contents)◆協力:東野醒子(激弾BKYU)◆広報:藤浪ますみ(コスモスペース)◆広報デザイン:峰岸九時
◆写真:タカオカ邦彦◆イラスト:YORIYASU◆制作:コスモスペース・J-Stage Navi◆企画:Golden Team◆企画プロデュース:寺脇研
◆統括プロデュース:堤真理子(コスモスペース)◆製作:コスモスペース
協力:ラ・サール20期生ぼくらの芝居応援団 新宿ゴールデン街/クラクラ・Peg 立川談幸幸縁会 激弾BKYU 演劇ユニット7contents CRG 株式会社POP
日高舞台照明 外波山文明(椿組)